昔の香椎|写真で振り返る過去と現在|再開発




以前、当サイトで取り上げた再開発による香椎駅前の様子。

その変化はすごいもので、昔の香椎の面影はあまり見られない程だった。

最近、写真を整理していたら昔の香椎の写真(2008年)が出てきたので、先日撮った写真(2019年)とでその変化を見比べていきたい。

香椎駅前の風景

こちらは2008年5月に撮影した香椎駅前の風景。

駅を降りたらタバコ屋さん、パチンコ屋さんがあった。国道3号線へ繋がるセピア通りの両脇には多くの飲食店が立ち並んでいた。

大学や高校が近くにあることもあり、どの時間帯も香椎駅前は多くの人で賑わっていた。

この時期、この地区は間違いなく東区で最も栄えた場所だった。

こちらは2019年1月に撮影したもの。

再開発に伴い、工事中だった。

駅前にはロータリーが新しくできるらしい。

2008年の写真と見比べると、同じ街なのかと思うくらいに違って見える。

印象的だったのは、人通りが少ないこと。ほとんど人が歩いていなかった。

ゴーストタウンと言ったらさすがに言い過ぎだが、それに似たイメージを持った。

因みに、写真手前にある花壇(白色)はなぜかそのまま変わらず。その他、セピア通りの入り口にあった両サイドの木は一本ずつ残されているようだ。

セピア通り

昔のセピア通りの様子(2008年撮影)。

道の両脇に木々が立ち並んでいるのが印象的だった。

セピア通りで一つ今でも覚えていることがある。

それはテレビ番組でのセピア通りからの中継だ。確かNHKの夕方の番組だったと思う。

その日、セピア通りから中継された理由はスズメの多さ。とにかく、この通りの木には夕方になるとたくさんのスズメの大群がやって来ていたのだ。

番組では、そのスズメの騒音問題を伝えた後、男性リポーターはこう言って中継を締めくくった。

「スズメが見たけりゃ香椎に来い」

20年以上前のワンシーンだが、なぜかこの一言だけは鮮明に覚えている。

こちらが現在のセピア通りの様子(2019年撮影)。

ご覧のように道の両脇にあった木々は完全に無くなっている。当然のことながら、このような状況ではスズメは集まりようがない。

あの騒音問題は解消しただろうが、緑がなくなると見た感じ少し寂しく見える。

香椎駅前だけでなく、3号線近くのセピア通りも人通りは以前と比べるとめっきり減った感じがする。

建物を見ると、ちらほら空き物件の広告も。

昔の香椎写真

香椎駅JR香椎駅から程近い場所にあった時計屋さん。昭和な雰囲気を色濃く残すお店だった。

かつてJR香椎駅近くにあった英進館香椎本館。 

昔の英進館は今ほど、たくさんの校舎がなかった。その為、香椎本館には、赤間など遠方から通う生徒も多かったそうだ。

現在、英進館香椎本館は3号線沿いに移転している。

因みに再開発に伴い、この周辺の建物はほとんどが取り壊されている。

JR香椎駅へと続く細道。以前は現在と違って、このように自転車が道の脇に停められているのは普通の光景だった。今ならすぐに撤去の対象となるだろう。

現在の香椎

こちらは現在の香椎駅の様子。香椎宮をモチーフにしているのだろう。駅の門構えは大分変わった。入り口にはエスカレーターも設置された。

こちらが香椎駅前ロータリーの完成イメージ。バスも乗り入れするようだ。

今は更地になっていて少し寂しい感じがするJR香椎駅前。

ロータリーが完成し、周りに建物ができたらきっと昔の活気を取り戻すはずだ。

その時を楽しみに待ちたい。