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春吉橋(中洲)架け替え工事|迂回路橋|完成までの流れ

春吉橋

現在、春吉橋が大規模な架け替え工事中だ。近くを通る度に、工事の様子を見て気になっている方も多いはず。
何を隠そう私もそのうちの一人だ。今回、現場をじっくりと見て来たので詳細をお伝えしたい。

春吉橋とは?

まずは春吉橋の簡単な説明から。春吉橋とは中洲と天神をつなぐ橋。よく福岡のイメージ画像で使われる橋だ。橋の周辺は夜になると九州一の歓楽街となり、屋台も立ち並ぶ。

春吉橋が架設されたのは昭和36年(1961年)。作られてから50年以上の月日が経過している。これが今回の架け替え工事の最もたる理由だ。

架け替え工事

50年以上の月日が経過し、橋は老朽化。橋脚部分は損傷や塩害が進行している。それに加えて、基礎が木杭である為に地震に対し十分に備えられていない。橋脚の一部は、鉄筋が露出している所もあるようだ。

そこで、新しい橋に架け替える事業を2013年から行なっている。

春吉橋こちらが架け替えの作業工程。現在、春吉橋の横で作っているのは迂回路橋。この迂回路橋を使っている間に、新しい春吉橋が出来るという流れになる。

迂回路橋は、その後「賑わいの空間」と呼ばれる広場になるようだ。確かにせっかく橋を作ったのに取り壊すのはもったいない。広場になるのならば、新しい中洲のスペースとして人も集まって来るだろう。

現在の状況

春吉橋ほぼ形が出来上がっている迂回路橋の様子。

春吉橋春吉橋と迂回路橋の間。新しく春吉橋が出来上がれば、このスペースは広場になる予定。

春吉橋中洲屋台が立ち並ぶ通りから見た迂回路橋。

春吉橋は中洲と天神をつなぐだけでなく、国道202号線という大きな役割を担っている。老朽化した橋が新しくなり、更には広場ができるとなれば益々完成が楽しみだ。

春吉橋の場所

下記地図の赤丸部分が春吉橋の場所。