福岡と名古屋はどっちが大きい?数字&データで徹底比較

博多駅




福岡と名古屋はどっちが大きい?

よく話題になることです。

おそらく、お互いに自分たちの街の方が大きいと思っているはずです。

この際、数字・データで客観的に比較していきましょう。

今回は、両都市の人口、経済力、交通量、観光、大学の数等で比較してみました。

 

人口

まずは人口から。

市・県 人口
福岡市 約160万人
名古屋市 約230万人
福岡県 約510万人
愛知県 約755万人

名古屋市は福岡市よりも人口が70万人も多いです。

県単位になると、愛知県は福岡県より240万人も多いです。

この240万人という数字は、日本で14番目に人口の多い宮城県の230万人を上回るもの。

人口に関しては、福岡が大差をつけられて敗北ということになります。

経済力

次に、福岡と名古屋の経済力を比較してみましょう。

市・県 総生産
福岡市 7兆6954億円
名古屋市 13兆5860億円
福岡県 19兆1440億円
愛知県 40兆2998億円

経済力でも、福岡は名古屋に負けています。

特筆すべきは、県単位での差。

その差は2倍もあります。

この差には、愛知にあるトヨタ自動車、及びその関連企業の存在が大きく関係していることは言うまでもありません。

大学

次は、大学の数。

大学の数の多さは、将来的にその場が栄えるかどうかに大きく関わってきます。

福岡県と愛知県の大学数は下記の通り。

  大学の数
福岡 34
愛知 51

【参照データ】ナレッジステーション

若者・学生が多いことで有名な福岡ですが、大学数でも愛知にまさかの敗北。

今回初めて知ったのですが、愛知は全国的にみて大学の数が多いようです。

大学の数は、1位の東京(138校)、2位の大阪(55校)に次いで愛知は3位になります。

因みに、学生の街と呼ばれる京都が34校であることを考えると、福岡の大学数も多いと言えます。

交通量(電車)

福岡と名古屋で1日あたりの乗降客数の多い駅ベスト3をまとめました↓

福岡

  駅名 乗降客数
1 博多駅(JR鹿児島本線)  214,224人
2 博多駅(福岡市営地下鉄空港線)  137,472人
3 天神駅(福岡市営地下鉄空港線)  130,201人

【参照データ】出店戦略情報局

名古屋

  駅名 乗降客数
1 名古屋駅(JR東海道本線 ) 397,008人
2 名古屋駅(名古屋市営地下鉄東山線)  357,650人
3 名鉄名古屋駅(名古屋鉄道名古屋本線)  269,431人

交通量でも、名古屋に軍配が上がりました。

因みに、名古屋の繁華街は栄という場所になります。

栄は、福岡でいうと天神のようなところ。

その栄駅(名古屋市営地下鉄東山線)の乗降客数は224,228人(名古屋4位)ですが、これは福岡の1位を上回る数字です。

ただし、福岡はバスの文化が色濃く根付いているので、一概に電車の交通量だけで両都市を単純比較するのは難しいかもしれません。

交通量(飛行機)

空の交通量ではどうでしょうか?

福岡と愛知の年間利用者数は下記の通り↓

空港名 国内線 国際線 合計
福岡空港    17,811,473人 6,827,631人  24,639,104人
中部国際空港(セントレア)   6,129,720人 5,894,545人  12,024,265人

【参照データ】東急エージェンシー

国内線、国際線共に福岡が上回っています。

合計数(国内線・国際線)に関しては、福岡が2倍近くもの差をつけています。

この数字には、空港へのアクセスの良さが如実に表れているといって良いでしょう。

福岡空港は都心にあり、地下鉄で博多駅までわずか5分(2駅)です。

それに比べ、中部国際空港は郊外にあり、名古屋へは電車を使って最短でも約30分はかかります。

このことから陸の交通量では名古屋、空の交通量では福岡に軍配が上がるといえるでしょう。

インバウンド観光客

次は観光。

外国人観光客は、どちらが多いのでしょうか?

観光客(滞在者数)
福岡 15,085,813人
愛知 9,001,572人

【参照データ】inbound insight

インバウンド観光客は、福岡に軍配。

愛知に比べて、600万人も多くの外国人が福岡に訪れています。

この結果には地理的な要素、交通網も大きく影響しています。


地図で見るとわかる通り、福岡はアジア、特に韓国に非常に近いです。

福岡から釜山への直線距離(215km)は、広島への距離(209km)とほぼ同じ。

また、高速船ビートルを使えば、釜山港から博多港へは約3時間です。

福岡への外国人観光客の割合には、面白いデータがあります。

日本全体では、中国からの訪問者が全体の25.6%と一番多いです。

しかし、福岡への中国からの訪問者の割合は全体のわずか5.8%

では、一体どこからそんなに多くの外国人が福岡に来ているのでしょうか?

そう、韓国からです。

福岡へ来る外国人の51.8%は韓国人なんです。

このことから、インバウンドで福岡が愛知に大差をつけられるのは、地理的に韓国に近いことが大きな要因といえるでしょう。

まとめ

以上、まとめると総合的な面では名古屋に軍配が上がるといえます。

ここでいう総合力とは、人口、経済、お金など全てを合わせたものです。

しかし、福岡にも優っている点はあります。

それは、海外からの観光力。

前述のように、地理的にアジアに近いというのは福岡が持つ利点。

この点を伸ばせば、福岡は将来的に名古屋との差を縮めることができるかもしれません。